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■ 鍼灸治療の適応症
肩こり・腰痛などのイメージが強い鍼灸治療ですが、実際には体質改善を含む様々な症状に対応できる幅広い治療なのです。毎日の生活のなかでつらく感じるからだの不調。鍼灸治療がお役に立てるかもしれません。

● スポーツ鍼灸

スポーツ外傷
身体の一部に瞬間的に大きな外力が加わっておこるものを『スポーツ外傷』といいます。捻挫・打撲・肉離れなど、いわゆる“ケガ”とよばれるものです。
鍼灸ではケガの治癒を早め、ケガを繰り返させないこと、後遺症を残さないことを目的に治療を行います。必要であれば、テーピングやアイシングも行っています。
軽度〜中程度のスポーツ外傷であれば、皮内鍼(皮下に留めておく小さな鍼)で痛みを抑えたり、テーピングで補強しながら練習を続けることも可能です。




スポーツ障害

オーバートレーニングによる慢性疲労から起こる痛みを『スポーツ障害』といいます。野球肩・テニス肘・足底筋膜炎・アキレス腱炎・シンスプリント・筋肉痛など、幅広い症例が鍼灸治療の適応となります。
スポーツ障害の原因には、シューズなどの不備、柔軟性や筋力の不足があげられます。鍼灸治療のほかにストレッチやスポーツマッサージ、筋力トレーニングの指導、シューズのお手入れ方法、選び方のアドバイスなどを適時取り入れ、生涯スポーツを楽しめる体づくりを目指します。



● 小児鍼灸

乳幼児の鍼灸
夜泣き・疳の虫・小児喘息・夜尿症・扁桃腺炎・アトピー性皮膚炎・鼻炎・下痢・便秘・食欲不振・風邪をひきやすい、などなど子どもたちの体調不良のほとんどが鍼灸の適応です。

鍼やお灸なんて痛くてかわいそう…なんて心配はいりません。小児鍼はそもそも鍼を刺しません。肌をさすったり、軽く当てるだけの痛みのない気持ちのよい刺激です。お灸もポカポカと暖かさを感じるくらい。心配な方はお子さんの治療の前に、お父さんお母さんが一度体験してもらいたいと思います。

治療時間は数分〜10分程度。生命力の旺盛な子どもたちには、ほんのわずかな刺激で、驚くほど元気になる力が備わっています。




元気な学校生活をサポート
小学生になると慣れない学校生活にとまどいます。習い事や塾で忙しかったり、外で遊ぶ機会が少ないため、肩こりや頭痛を訴える子もでてきます。お子さんのイライラや、落ち着きのなさは、SOSかもしれません。

中学生・高校生になると部活動などで生活のリズムが変わったり、人間関係が複雑になり、喘息やアレルギーがぶり返すことがあります。また、ケガをしたり、成長痛などで部活動に参加できなくなることが悩みになる時期でもあります。

子どもたちはお友達と一緒に学び、遊ぶことで成長していきます。“みんなと同じことを同じ様にできる身体づくり”を目標に、のびのびと学校生活を送れるようサポートしていきます。



● 女性鍼灸

女性特有のトラブル

生理不順・生理痛・月経前症候群(PMS)など女性特有のトラブル。毎月の不快な症状は東洋医学が得意とするところです。
女性疾患は“血”の疎通がうまく働かないことが一番の原因。体が冷えていることが多いので、鍼での全身治療に加え、お灸で血行を改善する治療を行います。
お灸は毎日すえるとより効果的なため、ご自宅でのお灸を希望の方にはご指導いたします。
閉経前後から始まる更年期の体調不良では、自律神経のバランスを整える軽い刺激の全身治療をメインに行います。




不妊・妊娠中・産後のための鍼灸

不妊症に東洋医学が役立つことはよく知られています。鍼灸の不妊治療は“体づくり”。体の中に、赤ちゃんが安心して過ごせるための快適な場所をつくるため、全身のバランスを整え、心身ともにリラックスできるような治療をしていきます。

妊娠中の健康管理にも役立ちます。薬の服用を避けたいこの時期、鍼灸なら安心です。つわりや腰痛はもちろん、安産の灸・逆子の灸はあまりにも有名ですね。

また、産後は10年後、20年後の体調を左右する大切な時期ですが、ゆっくり休めない方も多いようです。育児を楽しむためにも、お乳の出が悪い、腰痛、不眠などの不調は早めにご相談ください。



● 働く人のための鍼灸

慢性疲労・ストレス・成人病

働きざかりの30〜50歳代。体力はあるとはいえ、連日の通勤や労働で疲労も溜まりぎみ。首・肩のこり、腰痛、倦怠感、パソコンの普及による目の疲れや頭痛も増えています。

仕事や家庭の責任も重い時期。責任感や人間関係から不眠、無気力感、うつ状態などストレス症状を訴える方も。
もちろん鍼灸で、ストレスの原因を取り除くことはできませんが、緊張しっぱなしの心身を緩め、気力を養うお手伝いをします。

高血圧をはじめとする成人病にも効果的。継続して治療を行うことで、検査結果が安定してきます。生活改善と併せて鍼灸治療を行うことをおすすめします。




風邪でも休めない…

風邪は休養が一番…といっても、ちょっとの風邪では仕事も家事も休めないのが現状ですよね。意外と知られていませんが、鍼灸治療、特にお灸は風邪によく効きます。背中がゾクゾクして風邪をひきそう、という時にお灸をすればすぐに治ってしまいます。

鼻水、のどの痛み、しつこい咳、体のこわばりなど風邪が進んでしまった場合でも、症状を改善し、回復を早めます。
微熱程度は治療の対象になりますが、38度以上発熱している場合はやはり休養が必要。熱が下がってから治療をします。



● 高齢者のための鍼灸

痛みのない毎日を

肩・腰・膝・肘・手首など関節の痛みや運動制限。年だから仕方がない、骨の変形だから治らない…とあきらめていませんか。
確かに長年使ってきた関節には少なからず変形が起こっています。完全に痛みや症状が消える、というのは現実的ではないかもしれません。しかし、きちんとケアを行うことで痛みを軽減させたり、頻度を減らすことは可能なのです。
「痛み→動かない→筋力低下→痛み」という悪循環を断ち切り、人生を楽しめるようお手伝いをしていきたいと思っています。




● 鍼灸の適応一覧

神経系疾患神経痛・神経麻痺・痙攣・脳卒中後遺症・自律神経失調症・頭痛・めまい・不眠・神経症・ノイローゼ・ヒステリー
運動器系疾患関節炎・リウマチ・頚肩腕症候群・頚椎捻挫後遺症・五十肩・腱鞘炎・腰痛・打撲・捻挫・筋肉痛
循環器系疾患心臓神経症・動脈硬化症・高血圧低血圧症・動悸・息切れ
呼吸器系疾患気管支炎・喘息・風邪および予防
消化器系疾患胃腸病(胃炎、消化不良、胃下垂、胃酸過多、下痢、便秘)・胆嚢炎・肝機能障害・肝炎・胃十二指腸潰瘍・痔疾
代謝内分秘系疾患甲状腺機能障害・糖尿病・痛風・脚気・貧血
生殖、泌尿器系疾患膀胱炎・尿道炎・性機能障害・尿閉・腎炎・前立腺肥大・インポテンツ
婦人科系疾患更年期障害・つわり・乳腺炎・白帯下・生理痛・月経不順・冷え性・血の道・不妊
耳鼻咽喉科系疾患中耳炎・耳鳴・難聴・メニエル氏病・鼻出血・鼻炎・ちくのう・咽喉頭炎・へんとう炎
眼科系疾患眼精疲労・仮性近視・結膜炎・疲れ目・かすみ目・ものもらい
小児科疾患小児神経症(夜泣き、疳の虫、夜驚、消化不良、偏食、食欲不振、不眠)・小児喘息・アレルギー性湿疹・耳下腺炎・夜尿症・虚弱体質の改善
その他アレルギー・脱毛症・花粉症


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